「無印良品」のコンセプトこそ現代の消費者の気持ちを代弁している リキッド消費とは何か

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 買い物を楽しむよりも、コスパとタイパ良く買い物をしたい――現代人の大多数の消費行動はこうした傾向にあると前編記事【「いいモノを長く使う」は時代遅れ? 現代人の消費行動のキーワード「リキッド消費」とは何か】でご紹介しました。「一生モノ」よりも「すぐ手に入る安価なモノ」を求める。ウインドーショッピングを楽しみながら偶然の出会いを期待するのではなく、ネットでお薦めのものをワンクリックで手に入れる、などなど。

 マーケティングの専門家の間では、こうした消費行動のことを「リキッド消費」と呼びます。...

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