「自殺前日に“たすけて”という4文字だけのメッセージが」 石丸伸二氏に“恥を知れ”と批判された市議の妻が自死していた… 息子が明かす

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「父の葬儀を執り行った頃から、母は躁状態に」

「警察の方いわく、亡くなったのは1月26日の夜だろうと。翌日、母が仕事に来ず心配した職場の方が自宅に出向いたことで発覚し、警察から私に連絡がありました」(武岡夫妻のご子息)

 生前の夫にふりかかった事態とその末の死は、妻にある種の恐怖を感じさせたようだ。

「父の死後、母は警備会社のアルソックと契約を結びました。昨年5月23日、都知事選の前のことです。当時、父をやり玉に挙げる動画をまた上げられたりしていました。一人暮らしになった母の元にも、以前と変わらず誹謗中傷の手紙などが届いていたのでしょう。不審者が来たりすることもあったのかもしれません。そのことで日々、不安に苛まれていたのだと思います。遠く離れて暮らしている私の自宅にも、じつはいまだに父を非難する手紙や脅迫文が届くありさまですから」(同)

 そして、こう回想する。

「父の葬儀を執り行った頃から、母は躁状態になっていました。なけなしのお金で庭をきれいに整えるなど気丈に振る舞い過ぎるきらいが見えたのです。心療内科で診てもらったところ、精神疾患を発症していることが分かりました」(同)

「“たすけて”という4文字だけのメッセージが」

 亡くなる直前、ご子息とは以下のやりとりをしていたという。

「25日の夜、母からLINEで“たすけて”という4文字だけのメッセージが送られていました。でも、ちょうど私は中国におり、(同国ではアクセスが制限されているので)LINEを受信できなかった。26日に帰国して“どうしたの?”と返信しても、既読はつきませんでしたが、私のメッセージが届いた時の画面を保存したスクリーンショットが母のスマホに残されていました。ただ、苦しみが大きく、踏みとどまれなかったのでしょう」(武岡夫妻のご子息)

 また、夫人はかねて、誹謗中傷のきっかけをつくった石丸氏に憤っていたという。

 石丸氏に、武岡夫人が亡くなったことについて見解を求めたが、期限までに返答はなかった。

 3月13日発売の「週刊新潮」では、生前の夫人が語っていたという石丸氏への怒りの言葉などと併せて詳しく報じている。

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 こころの悩みを抱える相談窓口は以下の通りです。

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電話0570-064-556(対応時間は自治体により異なる)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_info.html

・いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓口一覧)
https://jscp.or.jp/soudan/index.html

週刊新潮 2025年3月20日号掲載

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