「毎週1000万円、1年で30億円以上稼いだ」 みのもんたさんの黄金時代を支えた妻との秘話 「密会が報じられると“独身女性に謝りなさい”と一喝」【追悼】

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「銀座の超有名店で粗相をして、出禁に」

 収入の増加に伴って飲み方も豪快になった。

 タレントの高田純次(78)が明かす。

「みのさんからは京都のお茶屋さんでの飲み方をいろいろ教わりました。芸妓さんたちみんなにご祝儀をちゃんと用意してね。こういう言い方はおかしいのだけど、奇麗な人から奇麗じゃない人にまであげて。俺なんか、奇麗な人にだけあげちゃうからいけないんだけど」

 一方、銀座に詳しい事情通からはこんな話も。

「銀座の超有名店では女の子に粗相をして、出禁になっています。また、政財界の要人が通う赤坂の老舗料亭で、みのさんが遅い時間にベロベロに酔って来店。閉店していたのに“酒を飲ませろ”と暴れた。女将(おかみ)はカンカンに怒り、翌日、みのさんの奥様がおわびに上がってコトを収めたと聞いています」

深夜密会が報じられると「独身女性に迷惑をかけたことを謝りなさい」と一喝

 この妻の靖子さんの献身なくして、みのさんが視聴率王の座に就くことはなかっただろう。

「91年に『おもいッきり』のアシスタントとの深夜密会が写真週刊誌で報じられたときのことです。靖子さんは“独身女性に迷惑をかけたことを謝りなさい”とみのさんを一喝。一緒にテレビ局関係者におわびして回り、事態を収拾しました」(芸能デスク)

 靖子さんは専属スタイリストとしても活動。「おもいッきり」の20年間で使ったネクタイは1万本を超えた、という逸話も残されている。そんな彼女の長年の献身に報いようとみのさんは10年、神奈川県鎌倉市の相模湾を一望する高台に、地上2階地下1階、延べ床面積700平方メートル超の推定価格17億円の豪邸を建てた。ところが、夫婦の幸福な期間は長く続かなかった。

「11年に靖子さんに皮膚がんが発覚。骨に転移が始まっており、12年5月、66歳で亡くなってしまいました」(同)

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