「高額療養費制度」の見直しを石破総理に耳打ちした黒幕はいつもの人たち

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“センスがない”“遅すぎる”

「国民民主と交渉しつつ維新を取り込むなど、それなりに難産だった新年度予算案が衆議院を通過した後の判断となったことについては、内部から“センスがない”“遅すぎる”“意思決定がブレブレ”などと声があがっています。それでもこのまま意思を貫かれるよりはマシだったと選挙の当事者らは口を揃えて語っていますね」(同)

 もっとも、選挙が終わった秋口には改めて制度について再検討されることが予想される。

「その時にどういった形の内閣になっているのか想像できませんが、誰が首相であっても財務省や厚労省は予算削減の方針を進言してくることでしょう」(同)

 前回の衆院選が行われたのは昨年10月。7月にダブル選挙とならず、参院選のみが行われた場合、その後しばらく国政選挙は行われないというのが定説だ。受けの悪い政策に打って出るには好適なタイミングだとされるが、果たして……。

デイリー新潮編集部

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