匿名でアイドルを攻撃…“愚痴垢”が深刻化　「坂道グループ」の運営が本気を出した理由

グループ間で攻撃

　こうした「愚痴垢」は、ファンやグループ間の対立を煽る一因にもなっているという。自分の推すグループを持ち上げたいあまりに姉妹グループを中傷し、それが別のファンの反発を招く……と不毛な叩き合いがSNSの底で起きている。

　今回の措置で、どこまで誹謗中傷を減らせるのか。一部のファンからは「言論統制ではないか」との批判が上がる一方、「やっと対策が始まった」「これで少しはメンバーが守られる」という肯定的な意見も見られる。

「大人数のグループのプロデュースでは、どうやってもファンに不満は残ります。万人が納得することは本当に難しく、誹謗中傷を完全になくすことはできないのが現実でしょう」（同）

　運営がどこまで強硬に対策を進めるのか、そしてファンとの距離感をどう調整していくのか、課題となりそうだ。

デイリー新潮編集部

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