日米の「イケメン」「美女」は大違い…アメリカ進出したら大人気だったと思う“日本人女優”を米国生活の経験者が明かす

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世界のマキコに

 後者の上位に入る女性ではミシェル・ファイファー、ジョディ・フォスター、キム・ベイシンガー、ニコール・キッドマンといったあたりが入る。

 ならばどのような日本人がウケるのかといえば、武田久美子が一時期アメリカで絶大なる人気を誇ったように、やはりセクシーで強そうな美人が人気なのだ。三原じゅん子参議院議員も恐らく人気は出ただろう。

 一方、日本で「可愛すぎる〇〇」や「うるうるな瞳のラウンドガール」と言われるような「守ってあげたい」系のかわいい女性はアメリカでは人気が出にくいかもしれない。となると、江角マキコがつくづく惜しかった……。元バレーボール選手で身長は高く、強い女性の演技にも定評がある。早いうちにアメリカ進出していたら、案外「世界のマキコ」のようになっていたのかな、とも思う。

中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう)
1973(昭和48)年東京都生まれ、佐賀県唐津市在住のネットニュース編集者。博報堂で企業のPR業務に携わり、2001年に退社。雑誌のライター、「TVブロス」編集者等を経て現在に至る。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『ウェブでメシを食うということ』『よくも言ってくれたよな』。最新刊は『過剰反応な人たち』(新潮新書)。

デイリー新潮編集部

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