高校野球「7回制導入」は“結論ありき”? 指導者が「高野連は、現場の声を吸い上げてくれない」と強い不満が出る一方、「理解」を示す声もある理由
延長タイブレーク、投手の球数制限など近年多くのルール変更が行われている高校野球。昨年夏の甲子園では日中の時間帯を避けて試合を行う二部制が試験的に導入され、今年も継続されることが発表された。そしてそれ以上に大きな波紋を呼んでいるのが「7イニング制導入」の検討についてだ。【西尾典文/野球ライター】
***
昨年、日本高野連(高等学校野球連盟)は「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」を新設。その中で7イニング導入に対するメリット、デメリットなどを話し合い、今年12月までには方向性を示すと言われている。...