総再生回数は驚異の1500万回超 YouTube過激企画「罵倒村」、Netflix版にかかる期待
「佐久間宣行のNOBROCK TV」
プロデューサーの佐久間宣行氏が手がけたYouTubeコンテンツの「罵倒村」が、Netflixで新たに制作・配信されることが決定した。このニュースは2月12日に開催されたNetflixのラインナップ紹介イベント「Next on Netflix 2025」で発表されたものである。
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「罵倒村」はもともと佐久間氏のYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」で配信された人気企画だった。総再生回数は1500万回を超えている。今回のNetflix版では、新たに東野幸治をMCに迎えることも決まっており、さらにスケールが大きくなっているという。
「罵倒村」では、一歩足を踏み入れると村人全員から罵倒されるという架空の村で芸人たちがロケを行うことになる。参加者である芸人たちは、村人からの激しい罵倒に対して怒りを表に出すことなく我慢し続ければ、最大100万円を獲得できる。しかし、怒りや苛立ちが顔や態度に出てしまうと、1回につき5万円の減額となる。この過酷な状況下で、芸人たちは笑いのセンスと忍耐力を試されることになる。
この企画の見どころは、芸人たちが極限状態で見せるリアクションにある。YouTube版に参加していたのは、ザ・マミィの酒井貴士、カカロニの栗谷、アンジャッシュの渡部建、錦鯉の渡辺隆の4人。
酒井は気弱な挙動不審キャラ、栗谷はモテないナルシストキャラ、渡部は不祥事芸人。この3人に関しては、それぞれが罵倒されても仕方がないような弱みを抱えており、罵倒村では村人たちから容赦なく罵られる。渡辺だけは、罵倒されることに快感を覚えるドMキャラとして出演していて、ほかの3人とは正反対のリアクションをすることで異彩を放っている。
芸人ならば、カメラが回っているときにはどんなことを言われても明るく振る舞わなければいけないという不文律がある。しかし、ピンポイントで急所を突くような罵倒が繰り返されることで、どんどん彼らの精神が削られていき、そのリアルな表情や言動が笑いを生む。
また、村人役として登場するキャストにも個性豊かな顔ぶれが揃っていて、巧みな罵倒で芸人たちを追い詰めていく。この攻防戦が視聴者を引き込み、次はどんな展開が待っているのかと期待感を高める要因となっている。
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