人気ドラマの「主演俳優」独占で笑いが止まらない「大手芸能事務所」とは? NHKの大河と朝ドラにも起用が続き
3作連続で朝ドラヒロインの夫役
「2014年前期の『花子とアン』には窪田正孝(36)がやはりヒロイン(吉高由里子)の幼なじみ役として登場し、15年前期の『まれ』では山崎賢人(30)がヒロイン(土屋太鳳)の夫役を演じ知名度をアップさせました。ヒロインの夫役といえば、朝ドラではヒロインに次ぐ存在ですからね。そして20年前期の『エール』では、ついに窪田が主演を射止めました。朝ドラでは数少ない男性が主演した朝ドラです。また、19年前期の『なつぞら』では中川大志(26)がヒロイン(広瀬すず)の夫役を演じています」
勢いは止まらなかった。
「前作『虎に翼』では仲野太賀がヒロイン(伊藤沙莉)の最初の夫役、岡田将生(35)が再婚した夫役を演じました。現在放送中の『おむすび』ではが佐野勇斗(26)がヒロイン(橋本環奈)の夫役ですし、さらに4月スタートの『あんぱん』でヒロイン(今田美桜)の夫役、つまり、漫画家・やなせたかしさんをモデルにした人物を演じるのが北村匠海(27)と、いずれもスターダストの所属俳優です」
つまり、朝ドラでは3作続けて4人のスターダスト俳優がヒロインの夫役を演じることになる。
「もはや異常事態と言ってもいい勢いです。そして彼らが、現在、日本の映画やドラマを引っ張っている俳優たちと言っても過言ではありません」
スターダストは女優に力を入れなくなったのだろうか。
「もちろんそんなことはないでしょう。いま注目されているのは山本千尋(28)です。映画では2022年公開の『キングダム2』や今年1月公開の『アンダーニンジャ』、Netflixの配信ドラマ『今際の国のアリス』などにキャスティングされています」
なんだか山崎賢人の主演作が多いような……。
「いわゆるバーター売りというやつですが、子供の頃から太極拳を習っていて国際大会で金メダルを取るなど、アクションが得意なので重宝されています。22年の大河『鎌倉殿の13人』で梶原善が演じて恐れられた暗殺者・善児の弟子といえば思い出す視聴者もいるでしょう。見た目もいいですし、演技も経験を積んで当初と比べるとよくなってきました。ゴールデンのドラマでメインを張る日も近いと思いますよ」
大河「豊臣兄弟!」にはもってこいの女優かもしれない。