1通1万円「ラブレター代筆屋」のお仕事 コツは「相手との距離感をよく考えること」
「代筆屋」始めたきっかけは
SNSには毎日のように書き込むけれど、最後に手紙を書いたのはいつだったか、思い出せない。
そんな現代にあって、川崎市に住む小林慎太郎氏(46)は、ラブレターの代筆屋を約10年間続けている。これまで書いてきた数は約250通。代金は1件1万円なので、もちろん本業ではない。なぜ、この仕事をしているのだろうか。ご本人が語る。
「私には小学生の頃から相手に何かを伝える際に手紙を渡す習慣があったのです。もちろん女性に告白するときもそうでした」
大学を卒業してスマホのアプリなどを開発するIT企業に就職。...