ドラマ「VIVANT」でおなじみ「神田明神」の柳の下から札束200万円…80年代に“考察”が飛び交った「KGB資金発見疑惑」とは
神田明神にはドラマが似合う?
2023年の大ヒットドラマといえばTBS「日曜劇場」の「VIVANT」。主人公の気弱な会社員が実は自衛隊の諜報部隊「別班」の工作員、エネルギー開発をめぐる陰謀、謎のテロ組織、親子の奇縁といった設定は視聴者の考察欲を煽り、SNS上は展開予想の投稿で大いに盛り上がった。
主人公・乃木憂助の自宅が神田明神の近くにあることも、思わせぶりな設定の1つだった。憂助が別班の緊急招集を知る方法は、神田明神の小さな祠に赤の別班饅頭が置かれること。物語が進むと、祠と饅頭は緊急招集以外の連絡事項も伝えるようになった。...