ミャンマーで“監禁”2人の高校生は被害者なのか? 「1日10時間“かけ子”を」「ノルマ未達成だとスタンガン」
2人の高校生は本当に被害者か
帰国した成人4人のうちの一人、田久保宏章(39)もお尋ね者だった。
「タイとミャンマーを不法に行き来したとしてタイ当局に拘束、送還された田久保は、2月20日の成田到着後、麻薬取締法違反(使用)容疑で茨城県警に逮捕されました。なお、田久保と共に送還された3人にも県警が事情を聴いています」
田久保に逮捕状が出たのは2022年12月で、
「その数日前の夜中1時ごろ、田久保は取手市内のスーパー駐車場に車を止め、ドアが半開きのままでいました。警官の職務質問に対する言動が怪しかったため任意同行のうえ採尿。後日コカインの成分が出たことで県警が逮捕状を取り行方を追っていたところ、23年9月、田久保の出国が判明したのです。今年2月7日、タイ当局から警察庁に連絡が入り、逮捕に至りました」
二人の高校生は純粋な被害者なのか。自ら海外の犯罪集団に身を投じておいて、予想と勝手が違ったから、責任は問われないだろうし帰りたいと言い出した。そうした側面はなかったか。
高校生や、罪だらけのふらちなやからの帰国にかかる費用は税金で賄われている。こんなバカげた話はあるまい。
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