グローブなしで顔面を殴りうずくまった練習相手に「休むな!」 傷害容疑で書類送検された現役K-1王者・金子晃大の「新たな暴行動画」を独占入手

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 千葉県警が1月16日、K-1ワールドグランプリのスーパーバンタム級チャンピオン・金子晃大(28)を傷害容疑で千葉地検に書類送検していたことがわかった。金子は昨年10月にも同じ男性への別の傷害容疑で昨年書類送検されていたが、今回、県警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。「デイリー新潮」は新たな傷害容疑の証拠となった動画を独占入手。そこには格闘家としてあり得ない、戦慄の「暴行現場」が映し出されていた。

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パンパンに顔面が膨れ上がった「衝撃写真」

 金子は16年、K-1と同じ団体が主催するK-1の登竜門的格闘技イベント「Krush」でプロデビュー。22年にK-1スーパーバンタム級王座を戴冠後、3回防衛に成功してきた、いまK-1で最も人気のある選手である。

 そんな格闘技界のスターに暴行疑惑が持ち上がったのは昨年8月のことだった。2023年末まで金子の練習相手を務めていたAさん(30代前半)が、「2年半もの間、金子から人間サンドバッグ扱いされてきた」とデイリー新潮の取材に答えたのである。

 その際、Aさんは暴行の証拠として十数枚の写真や動画を見せてくれた。そこには原型を止めぬほどパンパンに顔面が膨れ上がっているAさんの顔が写っていた。

 Aさんは日常的に金子から暴行を受け続けることで精神的に支配されるようになり、日払いのアルバイト代などを上納させられ「1年半で200万円近い金を搾り取られた」とも訴えた。

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