「好みの女性のタイプは新珠三千代」 秋篠宮さまの成年会見を振り返る 悠仁さまの会見は「愛子さまの立ち居振る舞いと比較される」

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「質問されたり、日誌に見入られたり……」

【全2回(前編/後編)の前編】

 昨年9月に成年となられた秋篠宮家の長男・悠仁さまは、来たる4月から筑波大学へ進学される。一連の成年儀式は5月にも執り行われ、これに先立ち初めての記者会見が予定されている。そんな折、悠仁さまには「帝王学」の習得が急がれているというのだが……。

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 悠仁さまはさる2月12日、京都府舞鶴市にある「舞鶴引揚記念館」を、お一人で訪問された。

「戦後のシベリア抑留や引き揚げに関する資料が展示されており、一部はユネスコ世界記憶遺産にも登録されています。悠仁さまは、語り部活動をしている同年代の高校生らから説明を受けられました。記念館には2017年に秋篠宮ご夫妻が来館され、その際『将来はお子さま方も』との要望が寄せられたこともあり、今回、私的ご旅行の形を取って訪問が実現したのです」(宮内庁担当記者)

 舞鶴港は、終戦直後から1958年まで約66万人の引き揚げ者を迎え入れており、

「悠仁さまは『シベリアからの距離はどれくらいですか』と尋ねられたり、抑留者が白樺の樹皮に日々の思いを詠んだりつづったりした『白樺日誌』に見入られていました」(同)

この上なく貴重なご経験

 若い語り部と共に当日、悠仁さまへご説明を行ったNPO法人「舞鶴・引揚語りの会」の谷口久乃さん(80)が言う。

「悠仁さまからは『なぜこの活動を始めたのですか』とのお尋ねがありました。私は小学3年生から中学1年生の時まで、学校の先生に引率されて実際に引き揚げてきた人たちを港で出迎えてきました。その体験が活動のきっかけとなったことをお話しさせていただくと、優しい表情でしっかりとお聞きになっていました」

 悠仁さまは13年に沖縄、16年に長崎、そして18年には広島と、これまで戦争に関係する場所を訪問され、慰霊碑への供花や資料館見学を続けてこられた。

「こうした戦争関連のご視察は、主なものだけでも今回の舞鶴で9回目になります。国民と共に歩む皇室の将来を見据えれば、皇位継承順位2位で、次代のお世継ぎであられる悠仁さまが若い時分から戦争について学ばれることは、この上なく貴重なご経験であるのは言うまでもありません」(皇室ジャーナリスト)

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