奈緒演じる“ミドリ髪の警察官”が外国人に手を差し伸べる “多国籍社会ニッポン”描くドラマ「東京サラダボウル」レビュー

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 自宅から徒歩圏内に外国人が経営する飲食店がたくさんある。タイ、ベトナム、ミャンマー、ネパール、ウズベキスタン、台湾、中国。さまざまな国の人が日本に根を張って生きていると実感する。と同時にコンビニの店員や老人ホームの職員など、マルチタスクでややこしい仕事もキツい仕事も外国人に頼り切っていることも痛感する。感謝の念しかない。いつか見限られて見捨てられるだろうとも思う。

 都会では身近な話だが、ドラマの主軸としてはあまり描かれず。と思っていたら満を持してNHKが制作、「東京サラダボウル」である。...

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