望月記者モデルの映画と「反自民」プロパガンダの関係性を読む

国内 社会

  • ブックマーク

 東京新聞の望月衣塑子氏がモデルであり原案となった本の著者である映画「新聞記者」。

 日本アカデミー賞も受賞したこの作品を公開直後に見に行ったフリージャーナリストの烏賀陽弘道氏は、いくつかの点で「奇妙な映画」だと感じたという。

 新聞記者が主人公の地味な映画のわりに、イオン系シネコンで大規模公開されている点、さらにフィクション映画なのに、望月記者自身がストーリーと無関係に繰り返し登場する点。

 その奇妙さの謎を解くにあたっては「プロパガンダ」がキーワードとなる、と烏賀陽氏は解説する。...

つづきを読む