「望月衣塑子記者」を一躍有名にした「記者会見」に先輩ジャーナリストが失望した理由
東京新聞の望月衣塑子氏は、日本の現役の新聞記者の中で、最も有名な人物の一人といえるだろう。自身がモデルとなっている映画が作られ、日本アカデミー賞まで受賞しているのだから。毛嫌いする人もいるが、「権力に立ち向かう」姿勢を支持する人も多くいる。
しかし、フリージャーナリストの烏賀陽弘道氏(62)は、現在の望月氏は「プロパガンダのツール」として機能しているのではないか、と指摘する。烏賀陽氏は元朝日新聞記者。権力と立ち向かうという姿勢そのものはもちろん支持している。...