朝ドラ「おむすび」ワースト危機は「あんぱん」にも波及? 「ウェルかめ」「ちむどん」の次作も低調スタートだった

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“ちむどん後遺症”

 近年の朝ドラで低視聴率が話題になったのは“#反省会”と銘打った批判の書き込みが相次いだ23年後期の「ちむどんどん」(主演・黒島結菜)だ。初回16・7%、平均15・8%だった。

「続いてスタートした『舞いあがれ!』(主演・福原遥)も初回16・3%と低空で離陸し、結局、最後まで舞いあがることなく平均15・6%と『ちむどんどん』より低い結果となりました。それほど批判される内容でもなかっただけに、“ちむどん後遺症”と報じたメディアがあったほどです」

 朝ドラは朝の時計代わりとしても視聴される。1作が半年間にわたって放送されるため、つまらないとチャンネルを変えられてしまえば、次作が始まってもなかなか視聴者は戻ってこないというわけだ。

「『舞いあがれ!』の次の『らんまん』(主演・神木隆之介)は初回16・1%とさらに低視聴率でしたが、その後、徐々に持ち直し、平均16・6%と16%台に落ち着きました」

 それほど視聴習慣は戻りにくいということか。

「それだけに心配されるのが『あんぱん』というわけです。とはいえ、初回や初週の視聴率が低かったとしても、『おむすび』がここまで低い数字となればあとは上がるしかありません。脚本は中園さんですから盤石でしょう。おそらく昭和の一代記という朝ドラの王道の展開になるでしょうから、平成のギャルという『おむすび』のような行き当たりばったりの展開と比較され、“おむすび効果”でさらに評価を高めるかもしれません。先日は主題歌をRADWINMPSが担当することが発表され、『おむすび』のB'sよりも話題になるのではと注目されています」

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