「ウルトラマンアーク」劇場版 監督に「美しいものを撮りたい」と言わしめたユウマとシュウ、二人の進化

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 日本が生んだ世界に誇る特撮ヒーロー「ウルトラマン」のテレビシリーズ最新作で、1月18日に最終回を放送した「ウルトラマンアーク」が、映画になって帰ってくる。 2月21日から上映される劇場版「ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク」 では、飛世ユウマと石堂シュウのさらに熱い友情が描かれる。 シリーズのメイン監督で、劇場版でもメガホンをとった辻本貴則(辻は一点しんにょう)監督は「美しいものを見ていたい」と二人を撮りながら思ったという。

作品への反響に手応えと充実感

 テレビシリーズ本編並びに劇場版の撮影は、昨年7月のテレビ放送開始時にはすでに終えていたそう。 ユウマ役の戸塚有輝(24) とシュウ役の金田昇(25) は、テレビ放送の最終回に近づくにつれ、反響に手応えを感じ充実感を覚えていたという。

「(ヒーロー)ショーを見に来た人に会う機会も多く、本当に楽しんでくれている 場面に目をやると 、やってきて良かったなと感じます。最終話まで見てほしいと思いながら演じてきたので。終わりを迎えることは嬉しくもあり、悲しくもあり……」(戸塚)

「もう終わっちゃう、終わっちゃうという気持ちでした。すごく寂しいというか。まだ続きがあってもいいのにな、と思うほど」(金田)

 近年のシリーズ作品は、半年間のテレビ放送と劇場版の公開がセットになっているのが通例だ。しかし、それを承知の上で「まだ続きがあっても」と思えるのは、作品を通じて役者としての自信を深め、キャラクターへの愛着がより強まったゆえだろう。

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