「転職希望者1000万人」の時代に驚きの新サービス 「社内版ビズリーチ」とは一体何なのか
人事はどうなる?
だが、人事といえば会社の要。長年積み重ねてきたノウハウと情報を外部に“丸投げ”できるものなのだろうか。そこで、当のビズリーチに聞いてみると、
「本サービスは、人事部門が担ってきた人事異動業務を代替するものではありません。これまで通り人事部が中心となり、組織全体の人事戦略を考えますが、社員のスキル・経験などの『人材データ』と『社内ポジション』をリアルタイムで正確に把握することができるため、適切な人材活用や人材配置を実施できる点に利点があると考えています」(広報グループ担当者)
あくまでサポートに徹するというが、そもそもビズリーチは転職サイト。一方で転職を奨励し、一方で社員を会社にとどめる事業にも着手。リーチするビジネスの方向性にめまいがしそうだ。