桐島聡の同志が語った、49年間自首しなかった理由 「逃亡生活でしんどいのは人間関係」

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 昨年1月末、あまりに突然の“登場”で世間を騒然とさせた、半世紀に及ぶ逃亡犯・桐島聡。彼の死から1年、有志による「しのぶ会」が開かれた。“革命同志”も駆け付けて、故人への思いを語ったのだが……。

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 1970年代、連続企業爆破事件を起こした過激派「東アジア反日武装戦線」。桐島は「さそり」なる部隊でゼネコンの爆破作戦に関わり、負傷者も出している。

 75年5月、反日武装戦線のメンバーが一斉逮捕されたのを機に、逃亡。以後、もっとも有名な指名手配犯の一人となっていたが、昨年1月25日、急展開を迎える。...

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