「ソフトバンク」のパ・リーグ連覇に暗雲? 正捕手「甲斐流出」だけじゃない、他球団も指摘する“不安要素”とは

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 昨年は4年ぶりのパ・リーグ優勝を果たしたソフトバンク。日本シリーズではDeNAに敗れたものの、2位の日本ハムに13.5ゲームという大差をつけており、レギュラーシーズンでの強さは圧倒的だったことは間違いない。しかし、今シーズンもこの強さが続くかというと、疑問の声が多いのも事実だ。【西尾典文/野球ライター】

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 まず、最大の不安要素が、正捕手の甲斐拓也がフリー・エージェント(FA)で巨人に移籍してできた穴である。近年は複数のキャッチャーを併用する球団も多いが、ソフトバンクについては2018年から昨年までの7年間連続で甲斐が100試合以上スタメンマスクをかぶっており、絶対的な存在となっていたのだ。...

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