「金がないから返されへん」 玉木雄一郎氏の弟の会社が破産 「過去に数々の金銭トラブルが」
ここまで明暗が分かれる兄弟も珍しい。今や政界のキーマンとなった国民民主党・玉木雄一郎議員(55)の弟、秀樹氏の会社が破産に追い込まれたのだ。これまでも数々のトラブルを報じられてきた“不肖の弟”が、その言い分を語った。
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目下「103万円の壁」見直しを巡り、与党と駆け引きを繰り広げている国民民主党。同党の“一枚看板”である玉木氏の動向にもまた、注目が集まる。
「昨年の不倫報道を受け代表の役職は停止中の身ですが“むしろ忙しい”と語るなど、全くこたえていません。得意のユーチューブ活動も健在で、夏の参院選でさらに議席数を伸ばすべく精力的に活動しています」(政治ジャーナリストの青山和弘氏)
かように多忙を極める彼の目に、次のような小さい記事は留まらなかったかもしれない。
1月29日、「グローバルコンサルティング合同会社」なる企業が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことを、産経新聞などが報じたのだ。
“金がないから返されへん”
このGC社で代表を務めるのが、他ならぬ玉木氏の実弟、秀樹氏なのである。
氏を知る人物いわく、
「秀樹氏はこれまで、イベントや仮想通貨などさまざまな事業で出資を募ってきました。一つ上の兄よりイケメンで、スーツを着こなすいかにもビジネスマン然とした風貌です。しかし、彼に関わって金銭トラブルに発展した話も少なくない」
本誌(「週刊新潮」)でも過去に、秀樹氏を介して高級腕時計を売却しようとしたものの、約束の代金が振り込まれないという男性の声を取り上げた。他にも二つの民事訴訟で計1550万円の支払いを命じる判決を受けていることを報じられるなど、金にまつわる醜聞が絶えない。
ある経営者によれば、
「“資金繰りに困っている”という彼の言葉を信じ数百万円貸しましたが、期日になっても“金がないから返されへん”と開き直るばかり。聞けば方々から金を借りては返す、自転車操業が常態化していたとか」
破産の報せを目にして問いただすと、
「“過去最大の極貧やから”と言っていました。金を貸した人や出資した人からひっきりなしに架電があると言い、かなりの窮状のようなのです」(同)
嘆息しきりなのである。
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