「フジの社員は“文春ひどい”と騒いでいる」 フジテレビの窮地に「菅田将暉もドラマ出演を断った」

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週刊文春の記事訂正が与える影響

 念のため、ここで週刊文春が中居氏に関する記事の一部を訂正し、謝罪したことがフジの現状に与える影響についても考えておきたい。

〈中居正広・フジテレビ問題について〉

 と題する文章が文春オンラインにアップされたのは「やり直し会見」の翌28日のことだった。

〈昨年12月26日発売号では、事件当日の会食について「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていました。しかし、その後の取材により「X子さんは中居氏に誘われた」「A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた」ということが判明したため、1月8日発売号以降は、その後の取材成果を踏まえた内容を報じています〉

 記事の根幹部分の訂正である。30日に報道陣の取材に応じたフジの清水賢治新社長(64)は、

「なぜあのタイミングで(訂正を)出したのかが一番の疑問」

 と苦言を呈し、訴訟に発展するかについては、

「あらゆる選択肢が検討の下にあります」

 と述べた。

フジの社員は“文春ひどいですよね”

 こうしたことを受け、

「フジの一部社員は“文春ひどいですよね”とか“なんてことをしてくれたんだ”などと騒いでいました」(フジの元社員)

 ちなみに本誌(「週刊新潮」1月23日号)は、問題の会食にA氏が関わっていたかについて、フジと文春の間に事実関係の争いがあることを指摘した上で、

〈会食にA氏が関係していない、とするとあくまでXさんと中居の二人だけのやり取りの末、悲劇に発展したことになる〉

 とお伝えしていた。

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