日米首脳会談終了 トランプ氏の「ディープステート解体運動」に日本が細心の注意を払うべき理由
ペンドルトン法以来の大改革
2月7日に米ホワイトハウスで会談した石破首相とトランプ大統領は「日米関係の新たな黄金時代の追求」をうたった共同声明を発表した。トランプ氏が1月の大統領就任演説で「米国の黄金時代が始まる」と述べたことを受け、「日米が協力し、ともに明るい未来を実現していく」との思いがこめられている。
公約実現のために、第2次トランプ政権は連日のように政策を繰り出している。注目を集めている外交分野の動きとともに、内政面でも「ディープステート(闇の政府)」と呼ぶ連邦政府の組織改革に乗り出した。...