“引退宣言”青学大・若林宏樹を原監督が説得しない理由 「昔は指導者のご託宣で進路が決まっていたが、今はそんな時代では…」

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「半年限定で続ける可能性がある」

 もっとも、今回の若林については、

「原監督は『進路は本人に任せる』とクールな対応。その理由を『吉田と若林はタイプが違う。若林は練習量を踏めない子』と説明しています。ただ、吉田は青学史上最も練習好きな選手といわれていますので、そこは差し引くべきかと」

 ご時世も違うのだろう。

「昔は指導者のご託宣で進路が決まっていましたが、今はそんな時代ではない。さしもの原監督も、選手の人生を左右する発言はしづらいのでは? 瀬古さんやネット民は無責任に言いたい放題ですけどね」

 そんな声が影響したのか、大会翌々日の報道によると、“世陸代表に選ばれたら半年限定で現役を続ける可能性がある”と本人が明かしたのだとか。

「山あり谷ありの陸上人生だった」と振り返った若林だったが、過去形で語るのはまだ早いようで。

週刊新潮 2025年2月13日号掲載

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