スリットから白い“生足”をのぞかせて…「Koki,」が舞台を降りる瞬間に見せた“脚線美”
「“パパスタイル”だなと思った」
映画は、アイスランド人の主人公が、50年前に突然姿を消した日本人の恋人の謎を解き明かすために、ロンドンと日本を舞台に彼女を探す物語。アイスランドでベストセラーとなった小説「Snerting」を、バルタザール・コルマウクル監督が映画化。Koki,は姿を消す前の恋人役を演じている。
その父親役で共演した本木雅弘(59)は「彼女はイギリス系の学校に通っていただけあって、英語のセリフもバッチリでした」と褒めた上で、ロンドンで俳優陣が初めて顔を合わせた“本読み”でのエピソードを紹介した。
「セリフを全部暗記して参加していた。“パパスタイル”だなと思った。お父様も最初から完璧に頭に入っているという話なので」
お父様とはもちろん、元国民的アイドルグループのメンバーで、本木の後輩にも当たる人気俳優のこと。最近、元メンバーの一人が引退したことでも知られる。
ともあれ容姿は母親、仕事の姿勢は父親の影が表れていたということか。そのサラブレッドぶりは、そう簡単に隠せるものではなかったようだ。
もっとも、柄本佑、安藤サクラ、杏などなど、親が有名俳優であっても、その名をいちいち引き合いに出されない俳優は数多い。デビュー当初こそ「七光り」的な扱いもあったが、彼らは実力で自分自身の地位を固めている。
取材陣への念押しなどなしでも、そういう扱いとなる日が来ることを親子ともども願っているのかもしれない。