横浜市に聞いてみた フジテレビの月9「119 エマージェンシーコール」から「撮影協力」を消した理由
「スタッフの熱意は伝わっている」
「やはり『フジテレビに協力するのはいかがなものか』といった声がある一方で『ドラマを見て119番通報をどうすればいいのかわかった』という声もいただいています」
ドラマスタッフは、119番の緊急回線にクレームが入ることを心配していたが、
「申し訳ありませんが、この件に限らず入電内容についてはお答えしていません」
横浜消防局が協力のクレジットを削除要請したのはいつか。
「それは公表していません」
1月20日には総務省消防庁が「119」とタイアップした約5500枚のポスターを全国の消防本部に配布する予定だったが延期している。それも影響しているのだろうか。
「消防局が全面協力したのはドラマを通じて業務内容を理解していただくためです。消防庁のポスター配布の延期より世論を考えた結果です。1月17日に行われたフジテレビの最初の会見など、毎日、情報を確認して、積極的に広報するべきではないという結論に至りました。フジの社員説明会でのドラマスタッフの熱意は報道で知りました。その熱意は伝わっていますので、最後まで協力できればいいと思っています」
苦渋の決断だったようだ。