「会社の未来を託したはずが」M&A後に待ち受けていた地獄…元経営者の告発に買収側の「言い分」とは

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 政府の後押しもあり、「後継者不在」を理由としたM&Aが活況だ。高級スマホケースの製作・販売を手掛けるA氏の会社もまた、2023年に後継者の問題にコロナ禍の経営難やA氏の難病発症などを理由に売却契約を結んだ。ところが、事業継承されたはずの会社は数か月で経営難に陥ってしまう。A氏は「F社に会社を経営する気はなく、はじめから会社の資金が狙いだった」と“被害”を訴えるが、買収企業であるF社の言い分とは――?

(前後編の後編)

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