ウッズやマキロイらが設立した新リーグTGL リブゴルフからの参加を望むデシャンボーはゴルフ界の光になるか

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「あのデシャンボーがインドにやってきた」

 全米オープン2勝、PGAツアー通算9勝を誇るブライソン・デシャンボーは、リブゴルフを主戦場としている31歳の米国人選手。屈指のロングヒッターであり、ユニークな持論に基づいて、同一レングスのアイアンセットを使用するなど常に注目を集めている人気者だ。試合でも、試合以外でも、なにかと話題を提供し続けている。

 リブゴルフの2025年シーズンは2月6日から8日に開催されるサウジアラビア戦からキックオフする予定だ。だが、デシャンボーはその前にインドへ赴き、リブゴルフの下部ツアー的な位置づけにあるアジアツアーのインターナショナル・シリーズ・インディア・プレゼンテッド・バイ・DLFに参戦した。

 デシャンボーにとってインドでの試合出場は生涯初のチャレンジだった。いきなり優勝とはいかなかったが、最終日は不慣れな環境下で65の快スコアをマークし、一気に順位を上げて2位に食い込む大躍進を披露。「あのデシャンボーがインドにやってきた」と、現地の会場には大勢のゴルフファンが詰め寄せたという。

「ゴルフの成長と発展のためなら何でもしたい」

 一方で、欧米ゴルフ界の関係者やメディアは、デシャンボーに対し、インドのゴルフファンとは異なる関心を寄せていた。

 米国では、タイガー・ウッズやローリー・マキロイらが創始した「新時代のゴルフ」TGLが2025年1月から始まったばかり。そこで、米スポーツ・イラストレイテッドは、デシャンボーにこんな質問をしたという。

「もしも、TGLに参加してほしいと言われたら、どうしますか?」

 日ごろから自分の意見をしっかり持ち、臆せず語るデシャンボーは、即座にこう答えたそうだ。

「そうなったら、とても楽しいと思う。僕はゴルフの成長と発展のためなら何でもしたい。TGLのことは、その背後のさまざまな数字のことを今は何も知らないけど、是非とも参加したい。僕の(リブゴルフの)チーム、クラッシャーズGCのみんなで参加したい」

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