【独占】水原一平被告が「ずんぐりロン毛」に変貌していた 未だ「大谷翔平」ブランドで全身を固め【写真14枚】
2月7日(日本時間、以下同)、水原一平被告に判決が下される。水原被告は銀行詐欺罪などで起訴され、連邦検察から禁錮4年9カ月などを求刑された。罪を認めているため、厳しい刑が予想される。その注目の判決直前、「デイリー新潮」は彼の近影を独占入手した。水原被告の“今”は、かつて「世界一のプレーヤー」の傍らで躍動していた有名通訳とは思えない、ロン毛、ずんぐりの変わり果てた姿となっていた。
【前後編の前編】
***
【独占入手】「まるで別人」「ストレスが顔に」…変貌した「水原一平」被告の近影14枚
改めて事件の経緯を振り返ってみよう。
水原被告がロサンゼルス・ドジャースを解雇されたのは、昨年3月21日のこと。開幕戦が行われた直後だった。水原被告は違法のスポーツ賭博に関与していた。その借金を返済するために大谷翔平の口座から約1700万ドル(約26億4000万円)を胴元サイドに不正に送金したとされている。また、納税に関する虚偽の内容の書類に署名した疑いも持たれた。
4月13日、水原被告は司法当局に出頭し、保釈金2万5000ドル(約380万円)を支払って保釈された。5月9日には、銀行詐欺と虚偽の納税申告をした罪で起訴された。司法取引に応じ、容疑を認めている。
その後、連邦地裁で裁判は進み、1月24日には検察が、禁錮4年9カ月と釈放後3年間の保護観察処分、加えて、大谷へ約1700万ドル(約26億4000万円)の賠償金の支払いをすることなどを求刑した。2月7日には判決が出る見通しである。
「大谷の通訳業務は年中無休でひどい低賃金労働」
この一連の経緯の中で、水原被告は何を思い、どのような日々を過ごしてきたのだろうか。
彼は、地裁に出した意見書で、「大谷の通訳業務は年中無休でひどい低賃金労働」「収入を増やすことも出来なかった」、そのため、「家計のやり繰りの助けになると考え、スポーツ賭博に手を染めた」と主張。
そしてこれまで数度ではあるが、その姿をキャッチされている。
4月には、事件発覚以来、初めて水原被告の姿が撮影された。撮影したのは、世界のセレブにまつわるニュースや写真を提供するメディア「BACK GRID」のカメラマン。水原被告は、4月13日、ロサンゼルスにある連邦裁判所に出頭。即日保釈され、コートハウスの裏口から車で出た。車は15分ほど走ってビバリーヒルズのオフィスビルのような建物の駐車場に入る。黒いスーツに白シャツの水原被告は車から降り、キョロキョロと左右を見回しながら、急ぎ足で中へ入っていった。
5月16日には罪状認否のため、スーツ姿で出廷した姿が撮影された。6月には、NYポストがウーバーイーツで働く彼の姿を捉えている。黒のキャップに黒縁眼鏡、ベージュのパーカーと黒のハーフパンツ姿。仕事の合間では喫煙もしていた。ちなみに、その後すぐに資格をはく奪されている。
さらには8月下旬、妻と共に、高級スーパーで買い物をし、自宅と思われる家に帰宅する姿が、前述の「BACKGRID」によって収められている。
そしてそこから5カ月――。ごくごく最近、カメラが久しぶりに捉えた姿は、それまでとは打って変わった、衝撃的なものだった。
[1/2ページ]