いま誰よりも「一票の重みを知る男」を直撃 市議選で最後の議席が同数…「くじ引き」の結果に本人は納得しているのか

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慢心があったのだと思う

 1月26日に投開票された佐賀県唐津市議選で珍事が発生した。35人が28議席を争う形になったが、最後の当選者たる28番目に2人が1174票で並んだのだ。無所属現職の原雄一郎氏(50)と無所属新人の古田リバー氏(47)だ。公職選挙法では、最後の枠が同数だった場合は“くじ引き”で決めることになっており、古田氏がくじ引きの末に勝利。二人は握手を交わし健闘を称え合った。

 まさに「日本有数の『一票の重み』を知る男」となった原氏。ややふっきれた感はあるものの、傷心のご本人に話を聞いた。...

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