インドで「買いたい服がない」と悩んだ研究者・池亀彩が“サリー沼”にハマったワケ

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「買いたいと思う服がない」

 京都大学大学院のアジア・アフリカ地域研究研究科で教鞭を執る池亀彩さん。著書に『インド残酷物語 世界一たくましい民』(集英社新書)などを持つ彼女は学生時代、「インドで何を着ればいいか」に悩んでいた。そんなとき、とあるインド服に出会って……

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 布好きの服好きである。できれば上質な素材でシンプルなデザインのものを身に着けていたいと思う。この年になるとかなりの量の服を持っているので、最近は年に数着購入する程度だが、それでも新しい服を選ぶのはワクワクする。...

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