「石丸君の支援者が“お礼の言葉もない”と離れていった」 元後見人が語る石丸伸二氏の人望のなさ 「大物たちも次々手を引いている」

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「お礼の言葉もない」と支援者が離れる現象が

 石丸氏の下を離れた人は、藤川氏の他にもいるという。

「前回、熱心に応援してくださった方々が“お礼の言葉もない”と、離れてしまう現象が起きています。次回はどれだけのボランティアが、再び集まるでしょうか。また、石丸君を応援してくださった方々の目には、新党の個々の候補予定者はどう映るのでしょうか」

 前出の元支援者はこう言う。

「都知事選で選対本部長をつとめたTOKYO自民党政経塾の塾長代行である小田全宏さん(66)や、応援してくださったKDDI共同創業者の千本倖生さん(82)などの大物たちも、石丸さんから手を引いています」

 この点、小田氏に聞くと、「以前のような関係はありませんが、怒ってもいません」という返答。千本氏からは期日までに回答がなかった。藤川氏いわく、

「石丸君に理念や政策があれば、応援したかった。でも、もはや彼には、自分は必要ないと思うのです。きっと僕は“古い”ということですからね」

 忠言、苦言は果たして風雲児の耳に届くや否や――。

週刊新潮 2025年1月30日号掲載

特集「新党結成で石丸伸二氏に元後見人が苦言『彼は政治を甘くみている』」より

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