秋田生まれロンドン育ちの18歳「仙北谷ハンナ」 負い目だったスタイルが“仕事に繋がるなんて…”芸能一家の新たな才能

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 グラビア評論家の徳重龍徳が、2025年にグラビアでの活躍が期待される美女たちを4回にわたって紹介する。今回紹介するのは昨年開催された「制コレ24」で準グランプリとなった仙北谷ハンナ(18)だ。英国の血を引く彼女は「制コレ」史上トップ級のグラマラススタイルの持ち主で、父は国際的DJ、母はフリーアナウンサーと芸能一家出身であることも明かしてくれた。

――お父さんがイギリス人で、お母さんが日本人なんですね。

 生まれは秋田で育ちがロンドンです。首が座った時にはイギリスに飛んで、ロンドンの中心部に10歳まで住んで、その後は3年間、また秋田に住んでいました。

 父は元々はBBCラジオのプレゼンターで、今はフリーランスでDJをやっています。東京大学と組んで音に関するプロジェクトもやっていて、世界中を飛び回ってます。母は仙北谷晴美といってフリーアナウンサーをしてます。以前は関西の朝日放送で放送された「すんげー!Best10」という番組のMCもしていて、芸能界に詳しいので色々とアドバイスをくれます!

――芸能一家なんですね。エンタメの世界への憧れは昔からあったんですか。

 小さい時は全然興味がなくて。ただ周りからは「お人形さんみたいだから、ぜひモデルをやってほしい」と言われていたんですけど「絶対にやりたくない」と言ってました。かわいいと言われるのも嫌だったんですよ(苦笑)。

 でも中学生の時にファッション雑誌の「ViVi」にハマって。載っているモデルさんを見たらカワイイし、キラキラしていて「スカウトされていたし、自分にもモデルさんになれるチャンスがあるかもしれない」と芸能の仕事に興味が出てきました。

HYBEに落ちて芸能界を諦めるも…“逆顔採用”で事務所に

――小学校は陸上の走り高跳びで全国大会に出ているんですよね。

 秋田県の小学校だったんですが、陸上のコーチに「今選手がいないから、ハンちゃんやらない?」とスカウトされて、ノリでやっていたら、走り高跳びの県大会で謎に優勝しちゃって。それで全国大会に行きました。流石に42位とかだったんですけど(笑)。

 それで中学校でも陸上を続けたいと思って、陸上が強い中学校に行ったんですよ。でも、結局気持ちが変わってダンス部に入って。ダンス部もすごい強くて、うちらの代は全国大会でも優勝しました。

 中2の時にBTSのファンになったのをきっかけにHYBEのオーディションを受けたんですが、最終審査で落ちちゃって。中3で受験生になったので、一旦は芸能界の夢を諦めました。

――運動もオーディションもみんな良いところまで行っているのがすごいですね。

 高校生になった2023年には「女子高生ミスコン」に参加したんですが、ちょうどその頃、今の事務所に所属している大平修蔵くんのDJイベントに遊びに行った際にスカウトされたんです。

 モデルとDJを両立している修蔵くんは憧れで、同じ事務所にいればやる気が出るかなと思ったのと、スカウトしてくれたマネージャーさんが可愛かったので、今の事務所に決めました!

――まさかの“逆顔採用”なんですね。昨年は「制コレ24」の準グランプリに輝きました。グラビアに対して抵抗はなかったんですか?

 もともと自分のスタイルがあんまり好きじゃなくて。周りからは「スタイルいい」とも言われていたんですけど、服もかわいく着れないし、太って見えちゃうからコンプレックスで。結構、服とかで胸も隠したりしてたんです。

 だから自分のスタイルが仕事に繋がるなんて思えなくて。「制コレ」についても正直、最初は少し抵抗がありました。ただ、それまで何度かオーディションを受けてたんですけど、仕事が何も決まらなくてすごく悩んでいて。

 それに制コレは高校生でないと受けられないし、2年に1回しかないオーディションなので、今回しかチャンスがない。これまでの制コレのグラビアを見させてもらうと、グラビアだけど大人すぎないし、すごく爽やかな感じで。親とも相談して、最初で最後のチャンスだと思って受けました。

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