【べらぼう】蔦重を甘い罠にかけた 片岡愛之助「鱗形屋」の哀れな最後
蔦重の錦絵出版計画
第3回「千客万来『一目千本』」(1月19日放送)で、主人公の蔦屋重三郎(横浜流星)は、吉原の女性たち120人あまりを生け花に見立てた画集『一目千本』を、自身が版元として出版。これが大当たりして吉原に客が戻った。NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の話である。
ところが、続く第4回「『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)」(1月26日放送)では、さらに吉原を盛り上げ、自分の事業も発展させようともくろむ蔦重が、文字どおりに「甘い罠」に引っ掛かるところが描かれた。...