紗栄子のプロデュース力は工藤静香並み 長男・道休蓮の「匂わせ」デビュー…「銭ゲバ」と呼ばれてもビジネスのために炎上し続けた過去

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2世の潮流は「ママとセット売り」 「逆張り」紗栄子の次の一手はどうなるか

 新人が雨後のたけのこのように出てくる2世業界、近年の潮流は「親とセット売り」である。以前は実績を積むまで親の名前を隠すことが美得とされていたが、それじゃあタイパが悪過ぎると思う2世が増えているのかもしれない。デビューと同時に親の名前を明かし、仲むつまじい様子をインスタでアップすれば、手っ取り早くフォロワーは稼げる。工藤さんの娘さんたちは言うに及ばず、「親もバックアップしてくれています」「なんなら親も一緒に出てくれます」と、キャスティング担当者に分かりやすくアピールもできる。

 とはいっても、親と仲良し売りのイケメン2世タレントは飽和状態。沢村一樹さんの息子・野村大貴さんや康太さん、冨永愛さんの長男・章胤さん、窪塚洋介さんの長男・愛琉さん。藤岡弘、さんの長男・真威人さん……。道休蓮さんと同世代では、市村正親さんと篠原涼子さんの息子・市村優汰さんが有名だ。そしてこの手の2世はまだまだ増えるに違いない。もうそろそろ、「親と仲良しのイケメン」というだけでは、差別化は難しく、ニュースバリューもなくなるはずだ。

 もちろん、紗栄子さんほどのビジネススキルの持ち主なら、そんなことにはとっくのとうに気付いているはず。自分の仕事を話題にするためなら、炎上もいとわない「逆張り」人生で培った紗栄子さんのガッツとセルフプロデュース力は、きっとわが子の活躍にも生かされることだろう。以前は木村拓哉さんのスター性を褒めていたこともある紗栄子さんだけに、工藤さんやKoki,さんたちとの共演となったら面白いことになりそうだ。

冨士海ネコ(ライター)

デイリー新潮編集部

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