芸能界引退「中居正広」が手に入れられなかったもの…旧ジャニーズ「リーダー」と「センター」の違い
本当の「自由」を手に入れることが……
プライベートでの中居氏はテレビ朝日の下平さやかアナ(51)、元フジでフリーの中野美奈子アナ(45)、歌手の倖田來未(42)、フジの竹内友佳アナ(36)らとの交際を報じられ、00年には月刊誌「噂の真相」で一般女性との“中絶トラブル”が報じられ、電話での会話の音声データが公開されてしまった。
「中学生時代に芸能界入りしたこともあり、自由に恋愛できる環境ではありませんでした。そもそも、女性関係に関しては奥手だったようで、女子アナたちの交際は懇意の局員からアテンドしてもらわないとできない性分だった。結局、結婚に至ることはありませんでしたが、自由に恋愛を楽しめているという印象はなかったです」(先の芸能記者)
解散時のSMAPのメンバーでは、木村は工藤と00年に結婚し、長女のCocomi(23)と次女のKoki,(21)は芸能界デビュー。草なぎは20年、香取は21年に一般女性との結婚を発表した。
「キムタクが結婚を許されたことで、中居のみならず、ほかのメンバーも反発。もともと、キムタクが1人だけ売り出され、収入格差もあったので、ほかのメンバーたちはおもしろくなかったんです。そして、そのうち、中居がほかの3人を先導するようになりました。ある屋外でのロケで、テントがSMAPの控え室だったのですが、キムタク以外の4人はテント内で歓談し、キムタクは外でスタッフとずっと話していた。中居のみならず、キムタクと香取も不仲なので、紅白の出場時の5人での囲み取材では、異様な緊張感が漂っていました」(スポーツ紙記者)
芸能界では成功したものの、諸星とは違い、まったく“自由”のない生活を長年送ることになった中居氏。SMAPが解散、旧ジャニーズから独立し、ある程度の自由を手に入れたはずだったが、リミッターが外れ過ぎてしまい、引退することになってしまった。
引退後は静かに、と思ってもマスコミだけでなく、周囲の目も気になるに違いない。自由気ままな生活を手にするまで、まだ時間がかかるだろう。おまけに、第三者委員会の調査も待ち受けているだけに「のんびり」した生活を送るのはまだまだ先になりそうだ。