「マンションは論外」「一軒家が好ましい」 悠仁さま大学進学でお住まいはどうなるのか

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近隣マンションは「論外です」

 反対に寮での生活を推奨するのは生物学類出身の卒業生だ。

「大学周辺にはいろんな研究機関があり、高名な学者や研究者らが来日し、セミナー後に交流会が開かれることも珍しくありません。寮生活には窮屈な面があるかもしれませんが、帰宅時間を気にする必要がないからこそ、そういった会にも参加できる。通学によって、それら貴重な体験が失われるとしたら“もったいない”というほかありません」

 ちなみに寮でなく、近隣のマンションという選択肢もあって不思議ではないと思うが、

「論外です。理由は、寮生であれば身辺情報などのデータは大学にある一方、民間マンションだと、入居者の素性を一から調べなければならなくなる。また他の部屋を来訪する人物の身元確認にも追われるなど、多大な労力を伴うことは避けられない」(警察関係者)

 もちろん重要なのは、当の悠仁さまのお考えである。

「すでに眞子さんはアメリカで暮らし、佳子さまも分室(旧御仮寓所〈ごかぐうしょ〉)で生活されています。宮邸には末っ子の悠仁さまだけが残り、紀子さまとしては引きつづき一緒に暮らせる通学を希望しておられると聞きます。一方の秋篠宮さまは本人の希望を優先なさるお考えで、こだわりはないとされます。肝心の悠仁さまはといえば、宮邸を一度は離れて自由なキャンパスライフを謳歌することを望まれているのでは……とささやかれています」(宮内庁関係者)

寮生活のメリット、デメリット

 皇室解説者の山下晋司氏が指摘する。

「やはり大学の近くにお住まいになるのがいいでしょう。その際、安全面を考えると、一軒家が最も好ましいと思います。目隠しの植栽や監視カメラの設置など、手を加えることができますし、第三者の立ち入りが規制できるのは集合住宅にはない利点です」

 一方で寮生活のメリットとデメリットについては、

「さまざまな考えを持つ同世代の人とともに生活することは、視野も広がる可能性があるなど、実り多い面があるのは確かです。しかし立ち入り規制は難しく、多くの人との接触が増える分、警備のハードルは上がるでしょう」

 家探しに“一長一短”は付きものだが、果たして悠仁さまにとっての最適解は見つかるか。

 前編【悠仁さまの一軒家探しがスタートか 「合格発表後、“良い戸建て物件はないか”と問い合わせが」】では、悠仁さまの一軒家探しが始まっている可能性について、地元の大地主の証言を紹介している。

週刊新潮 2025年1月30日号掲載

特集「やはり赤坂御用地からは通えない? 早くも始まった悠仁さまの“一軒家”探し」より

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