ただのサラリーマン社長だったのに…「土地だけで7億5000万円」 “フジテレビのドン”「日枝久」が住まう大豪邸

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創業家の会長を“追放”

 日枝氏は、80年代のフジテレビ黄金期、編成局長として「楽しくなければテレビじゃない」のスローガンを掲げ、ヒット番組を連発。88年に社長に就任し、92年には創業家の会長を追放して後釜に。17年に相談役に退いたが、現在も産経新聞やニッポン放送などを束ねるメディア・コングロマリット「フジサンケイグループ」の代表として、“ドン”の座に居座り続けている。だからこそ、かような大豪邸の主でいられるわけである。

 件の問題について、週刊新潮の直撃に「情報は聞いているが、何がどうしたかは知りません。相談役ってそういうもの」と無責任に答えていた。はたして、フジテレビの社長人事も握るグループ代表としての責任はないのだろうか。

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撮影・西村 純/福田正紀

週刊新潮 2025年1月30日号掲載

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