「同級生はどう思っているのかな」女優・福井梨莉華(20)が初水着で感じた“孤独” 急ブレイクと今後の夢を明かす

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 グラビア評論家の徳重龍徳が、2025年にグラビアでの活躍が期待される美女たちを4回にわたって紹介する。今回取材したのは今年グラビアでブレイク間違いなしと言われる福井梨莉華(20)。NHK「高校生日記」にも出演した女優は、昨年「週刊プレイボーイ」でグラビアデビューすると、瞬く間に雑誌の表紙を飾るようになった。芸能界を目指したきっかけから、体型へのコンプレックス、今後の夢まで明かしてくれた。

――芸能界への興味はいつ頃からあったんですか。

 小さい頃からずっと演技の仕事に憧れがありました。芦田愛菜ちゃんと同い年なんですけど、愛菜ちゃんが主演していたドラマ「明日、ママがいない」を見てすごいなと思って。ドラマのセリフを一言一句書き出して台本を作って、学校で同じクラスの子と女優さんごっこをしてました。

 小学校の時に、ファッション雑誌のモデルオーディションを受けたこともあったんですけど、全然ダメで。「じゃあモデルじゃなくファッション誌の編集部に入ろう」と思って、受験勉強を頑張って進学校に入り、その後は勉強、勉強という感じで過ごしてました。

――そこからどうやって芸能の道へ。

 高校3年生の進路の時期になった時、芸能界にどこか心残りがあって。一度はチャレンジしてみたいなと思って、夏ごろから4か月住んでいた岐阜から、東京にある演劇の養成所に新幹線で通い始めました。演技ってすごく難しいんですけど、できないことをできるように追求していくのが楽しくて。その後にNHK「高校生日記」の一般オーディションを受けて、3年生の1月に合格しました。

 オーディション翌日に連絡がなく、不合格だと思って昼寝をしたところ、起きたら合格の電話がきて驚きました。寝起きだったから「これは夢?」と思って現実感がわかなくて、ほっぺを一回つねってみました(笑)。

一度は大学進学を考えるも…「芸能界を目指したい」

――「高校生日記」の撮影はどうでしたか。

 撮影自体は1週間ぐらいなんですが、その前に2か月間ぐらい稽古の期間がありました。ドキュメンタリーの密着カメラもついていて。たくさんのスタッフさんを前にしての芝居は緊張したのを覚えてます。

 私が演じたのは夏海という役だったんですけど、スタジオジブリの「耳をすませば」がすごく好きな女の子で。でも、私自身はジブリを全く見たことがないんですよ。まずはそこを見るところから始まって、「カントリーロード」をずっと聞いて役作りをしていたんですが、それが楽しくて。演技の仕事をやりたいなとはっきりと思いました。

――オーディションの合格を聞いたのは3年生の1月ということは受験真っ只中ですよね。

 なので、その期間はもう勉強に力が入らなくて(笑)。年が明ける前くらいから通学する電車で周りの受験生が単語帳を一生懸命開いている中、私はずっとドラマを見て演技の勉強してました。

 芸能界を目指したいという思いが強くて。進学も一度は考えたんです。でも一度入学しちゃうと難しくなるだろうなと直感的に思って、進学しないことに決めました。自分でも周りが心配する中で、進学しないという決断をよくできたなって思います。

「高校生日記」が放送されたのは2023年の夏で、高校を卒業してからだったんです。私が進学をしないで芸能の道に行くというのは親しい友達しか知らなかったので同級生から「すごいびっくりした」「めちゃ感動した」と連絡がきて、嬉しかったです。

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