怒号のフジ「社員説明会」実況中継 「役員は総退陣しろ」「日枝政権を終わらせろ」の要求に港社長の回答は?
もう終わりにしませんか
社員E:もういいですよ、こんなこと。(涙声で)50代にもなって、こんな、すいません……。でも、日枝さんなんて87歳の年寄りですよね。なんで「王様は裸だ」って言ってあげられなかったんでしょうね。だからこうなっちゃったんですよ。みんな責任取らないんだもん。いつもそうじゃないですか。「これはもう利益が上げられないからやめよう」って言ったら「いや、それは日枝さんがやっているからまずいよ」ってキープしたり、「これどうですかね?」と言ったら「それは日枝さん嫌いだよ」って、そんな話ばっかりでした。日枝さんご自身には何の恨みもありませんが、長期政権だからダメだってことじゃないですか。だからガバナンスもなくなりますよ。もう終わりにしませんか、今日この場で。本当に、会長、社長、本当にはっきり言ってくださいよ。
嘉納:今回の問題については、当然、非常に重く受け止めています。そして、経営責任っていうのもあると思っています。で、今後、新しいフジテレビ、フジテレビがその信頼を取り戻してやっていくためには、やはりいろんなことを変えていかなきゃいけない。それをゆっくりやっている時間はもちろんない。じゃあどうする、どういう内容、どういう項目を、どういう風に具体的に進めていくっていうのは、これからですね。ちょっと考えていることはあるんだけれど、今の皆さんの意見をお伺いした上でね、じゃあどういう座組みっていうか、どういうメンバーにしてっというのを、もう一回、ちょっと考え直すっていうのもあるし、そういうことを踏まえて、フジテレビがどう、いわば生まれ変わると、今の状況から信頼を取り戻すかっていうことを、少なくともこの近い時間の間にやってかなきゃいけないという風には思っています。
1月27日の会見はオープンなものになるという。果たして、何が打ち出されるのだろうか。