「内田有紀は退所必至」 “芸能界のドン”の入院で何が起きる? ドンの息子は「自分にタレントが付いてくるとは思っていない」
内田有紀は「退所」必至
実際、所属タレントの中には退所に向けた動きも見られるという。
「内田有紀は、きっと事務所を去るでしょう」
と、事情通がささやく。
「内田は郁雄さんを実の父親のように慕っており、自身が俳優の吉岡秀隆(54)と結婚した際も、披露宴に郁雄さんを“父親代わり”という扱いで招いたほど。郁雄さんのいない事務所に未練はないと思います」(同)
続いてはウエンツ瑛士。
「自分がタレントになれたのは郁雄さんのおかげだと常々口にする彼は、NHK紅白の司会を務めて“ドン”に最前列の席でその雄姿を見てもらうことが夢。内田と並んで彼も郁雄さんの子どものような立場で、同じく退所を検討するものとみられます」(同)
一方、残留する者もいるとは目されるが、
「藤あや子や長山洋子については、もはや演歌というジャンル自体が下火なので、引き取り手となる事務所が見つかりそうにない、といった事情があります。ただ、この二人についても新たな事務所探しを模索するかもしれません」(同)
誰より長く郁雄氏と寝食を共にしてきた看板タレント、郷ひろみはギャラの支払いの面で優遇されていたこともあり、「自分はずっと残る」旨の意向を示しているという。
「タレントが付いてくるなんて思っていない」
こうした点、当の彰悟氏に見解を聞くと、
「父は10年以上も前から私に“所属タレントは俺に付いてきているだけだ。勘違いするなよ”と言っていました。私だってタレントが付いてくるなんて思っていません。しかし、父が体調に問題を抱えるようになり、どうしても会社を継がなくてはいけなくなってしまったのです。昨年12月以降、父が懇意にしている弁護士と話し合い、法律に則って手続きを進めてきました」
引き継ぎはやむを得ざる措置で瑕疵(かし)もなく、クーデターでもない、というのである。
「芸能事務所『ケイダッシュ』の川村龍夫会長(84)にも相談をしています。私は正直、タレントのマネジメント部門をなくしたいと思ったのですが、川村会長から“郁雄はまだ死んでいない。全てのタレントに残ってもらえるように、おまえが頑張って説明しろ”と言われました」(同)
芸能界の重鎮の一人、川村会長は郁雄氏と千葉県の市川高校で同級生。盟友でも、ライバルでもあった。
「川村会長の命を受け、ようやく所属タレントの約半数に事情説明をし終えたところです。ある大御所(のタレント)は“バーニングに残ります”と言ってくれました。他のタレントたちは“郁雄さんに会ってから判断したい”という反応でしたね」(同)
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