「内田有紀は退所必至」 “芸能界のドン”の入院で何が起きる? ドンの息子は「自分にタレントが付いてくるとは思っていない」

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約80億円の正味資産

 ドンが率いるバーニング。設立は1971年で、歌手の郷ひろみ(69)や藤あや子(63)、長山洋子(57)、タレントの内田有紀(49)やウエンツ瑛士(39)らが所属する。

「従業員数約30名の小さな会社ですが、社長を務めてきた郁雄氏のカリスマ性により芸能界の盟主として君臨。のれん分けした事務所多数を束ねて“バーニング系”と呼ばれる一大勢力を形成したのです。レコード大賞や紅白歌合戦の歌手選考に影響力を持ち、全盛期は“帝国”と形容されたことも。スキャンダル報道をコントロールするような強面ぶりを発揮することもあったといいます」 (スポーツ紙記者)

 所属タレントの高齢化もありながら、バーニングがなお有力な事務所であることは、経営面からもうかがえる。

「関東を中心にマンションやオフィスビルを計10棟ほど所有しています。さらに、分譲マンションの部屋を20室ほど所有し、預金もため込んでいる。会社として約80億円の正味資産を有しているのです」(同)

業界から冷たい視線を浴びたことも

 だが今回、業界に大いなる影響を及ぼしてきたドンが倒れた、という不測の事態に見舞われたわけだ。

 子息の彰悟氏はそれ以前から自らの登板へと準備を進めてきたようだが、まだ49歳と年若い。事務所を継がなくても十分食べていけるように郁雄氏から、音楽著作権を管理する関連会社『バーニングパブリッシャーズ』の社長にしてもらったが、タレントのマネジメントは「ほぼ未経験」(前出の記者)だといわれる。

「その昔、彰悟さんは音楽プロデューサーを務めていましたが、父の部下を使って宣伝を担わせたりして、業界から冷たい視線を浴びたこともあります」(同)

 バーニングが父のカリスマ性で成り立ってきたことを思えばなおさら、おいそれと世襲を周囲が認めるものなのだろうか。

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