「お目付け役」がいなかった中居正広氏 突然の引退は「短期間での復帰が困難」と判断か

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フジの出口は

 一方、フジはこの件を徹底解明しないとスポンサーが戻ってこない。

 女性が被害者となった問題にスポンサーは敏感だ。17日のフジの会見が顰蹙を買ったあと、翌18日にスポンサーを降りたのは日本生命とトヨタだった。その日のうちにアフラック生命保険も追い、生保は続々と同調した。

 生保は女性を支える商品に力を入れている。生保レディも会社のために奮闘している。女性を泣かせることは許されない。

 キッコーマン1社がスポンサーの「松岡修造のくいしん坊!万才」(日曜午後5時25分)は26日から休止。同社が放送見合わせを望んだ。これはフジには衝撃だろう。

 同社の茂木友三郎取締役名誉会長(89)はフジの監査役。何があっても味方でいてくれるはずなのだ。だが、やはり女性を泣かせるわけにはいかない。

 また、関連記事【不遜な性格、宅飲み好き…テレビ関係者が明かす「中居正広」本当の評判、強気コメントの裏側】では、知られざる中居の素顔について詳しく報じている。

高堀冬彦(たかほり・ふゆひこ)
放送コラムニスト、ジャーナリスト。1990年にスポーツニッポン新聞社に入社し、放送担当記者、専門委員。2015年に毎日新聞出版社に入社し、サンデー毎日編集次長。2019年に独立。前放送批評懇談会出版編集委員。

デイリー新潮編集部

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