神戸市・タワマン税の標的は「中国人富裕層」 “所有しているだけで住んでいない”部屋が半分以上

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「ウィーチャット」など中国のSNSで神戸市の不動産を検索すると、億超えのタワマンの情報が続々と出てくる。現在、市内に立つタワマンは64棟。港町・神戸は中国人富裕層の格好の投資先でもあるのだ。ところが1月8日、同市がこれらタワマンの「空き部屋」の所有者に対して新税を検討していることが分かった。神戸市といえば2020年から中心部でのタワマンの建築に規制をかけていることが知られているが、今度はどんな事情があるのだろう。

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 今回、新税が浮上したのは市の「タワーマンションと地域社会との関わりのあり方に関する有識者会議」の第4回会合においてである。...

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