「親にAVの仕事がバレたかも」 「べらぼう」に出演したAV女優の告白 「今回は親から大河の感想が来なくて」

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配慮した答え

 現場には主演の横浜流星(28)と子役の少年もいた。

「撮影の合間に、子役の子が流星さんに“裸の人の役って大変だよね”と話していたんです。そして“これってどのくらいギャラもらえるのかな”って、本当に無邪気な感じで聞いていて。私たちはうつぶせになりながら耳をそばだてていると、流星さんは“分からないな。でも、お芝居だったらどんな役でもちゃんとやるよね”という感じの返事をしていたのが印象的でした。子役、AV女優、どちらにもしっかり配慮した答えで、まさにドラマ通りの人柄。ナイスキャスティングだなと思いました」

「話をするタイミングなんだと覚悟」

 藤さんにとって、大河出演は感慨もひとしおだとか。

「両親が観ていて、いつもお茶の間で流れていました。だから、出演が決まったときに、まっ先に思ったのは両親のことです。“めっちゃ驚いて喜んでくれるやろな”と」

 しかし、だ。

「両親にはまだAVのこと、“藤かんな”のことは言っていないので、大河のことも今は言わないでおこう、と……」

 それでも、気がかりが。

「両親とは、いつも大河や朝ドラの感想をLINEでやりとりしているのですが、今回は何も来なくて、ちょっと冷や冷やしてるんですよね。ネットニュースにバンバン出ると、目に入る可能性はあるし……。もしバレたら、そこはしっかり話をするタイミングなんだと覚悟しています。AV女優にならなかったら、大河にも出ていませんから」

 ドラマともども、ハッピーエンドになればいいが。

週刊新潮 2025年1月23日号掲載

ワイド特集「狂った世界」より

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