「1晩で300万円動く『マンション麻雀』の常連でした」元千代大海・九重親方のタニマチ社長が爆弾告発「人気グラドルとの交際で“隠蔽工作”にも協力した」

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 15年前、日本相撲協会で持ち上がった「野球賭博問題」。あの時、違法賭博に関与した疑惑が次々と浮上するも九重親方(元大関・千代大海)は一貫して否定し、調査委員会の追及から逃げ切った。今や役員待遇の幹部にまで登り詰め、「将来の理事長候補」とも言われている。だがここに来て当時の証言を真っ向からひっくり返す証言者が現れた。“アニキ”と慕われ、九重親方を物心両面から支えた「有名タニマチ社長」が実名告発するに至った思いとはーー。

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細川ふみえとの結婚で芸能マスコミを騒がせた「有名社長」

「もう還暦を過ぎました。古い友への怒りを引きずったまま人生を送るのはつらい。“アニキ、すまなかった”。彼からこんな電話一本あれば“過ぎたことは気にするな”と全て水に流すつもりでした。しかし、約15年間待てど暮らせどそんな話は一切来なかった」

 こう語るのは、静岡県熱海市で不動産業を営む遠藤久人氏(61)である。その名を知らなくても“元祖巨乳アイドル”細川ふみえ(53)の元夫と聞けば、ピンと来る人は多いのではないか。

 遠藤氏はかつて不動産業界の風雲児といわれた人物だった。ライオンズマンションで知られる「大京」のトップセールスマンを経て、1996年に「京和建物」を創業。10年ほどで売上100億円を超える大企業の社長に成り上がった。

 細川と結婚式を挙げ芸能マスコミを騒がせた2007年が絶頂期。同年、細川と共に訪れていたサイパンで暴行事件を起こして逮捕された(翌年、無罪が確定)ところから人生の歯車が狂い出す。直後に暴力団関係者との「黒い交際」も発覚し信用不安を起こした会社は09年に倒産。細川とも離婚を余儀なくされ、表舞台から姿を消した。

“アニキ、アニキ”って擦り寄ってきた

 あれから約15年。現在は熱海に根を張り、一から起こした不動産会社を社員十数名を抱えるまでに成長させ、復活を遂げている。

「最近困っているのは、私が『地面師』の一味だとネットでデタラメを書かれていること。過去に反社と呼ばれる人達と付き合いがあったのは事実ですが、内田マイクなんて会ったことも見たこともありません」

 そんな遠藤氏が「不義理を重ねられた」と名指しで告発するのが元大関・千代大海の九重親方(48)である。往時、遠藤氏は九重親方のタニマチとしても有名だった。

 九重親方は16年に亡くなった先代の元横綱・千代の富士から九重部屋を引き継ぎ、22年には役員待遇委員に抜擢されるなど、今や日本相撲協会で将来の理事長候補とも目される幹部だ。だが遠藤氏の告発を聞けば、彼の過去には大いに問題があることがわかるのである。

 遠藤氏が九重親方と出会ったのは01年。とある芸能人からの紹介だった。

「当時、大海はすでに大関になっていましたが、まだ20代半ばの遊びたい盛り。“アニキ、アニキ”って金を持っていた私に擦り寄ってきた。可愛かったですよ」

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