秋篠宮さまに内容証明が送られた! 前代未聞の「慰謝料訴訟」が皇室ゆかりの研究所に起こされた
秋篠宮さまに〈お力添えをよろしくお願いします〉
その後、Aさんは20年10月に理事長らと面談。Aさんの主張によれば、ここで理事長は処分について「長期間出社しなかったから」と繰り返すばかりだったという。Aさんは体調が悪化して3日後から休職に入ったのだが、その不在期間に理事長は、Aさん以外の全所員に対して処分に関する文書をメールで送付。そこには「長期間出社せず、室長としての業務遂行ができない状況になったから」「骨格標本の取り扱いに端を発していますが、懲罰の対象ではありません」などと記されていたという。
21年11月に復職したAさんは翌年4月、このメールが所内に配信されていたことを知らされ、さらに体調が悪化した。5月に再び理事長らと面談に臨んだ後は代理人弁護士に対応を委任。同年7月14日、Aさんは総裁である秋篠宮さまや研究所の全理事に宛てて内容証明郵便を送付し、自身の処分が違法である旨を主張している。
秋篠宮さまに宛てられた実際の文書は、
〈総裁である殿下に対して次のとおりご連絡します〉
との書き出しで始まり、
〈通知人の在宅勤務は正当なものです。そうであるにも関(ママ)わらず、貴研究所及び代表理事(注・壬生氏)が、通知人を(ママ)長期間出社しないことを理由に厳重注意処分を下した上、通知人の承諾なく通知人以外の所員全員に公表した行為は社会的相当性を逸脱した違法な行為であることは明らかです〉
などと訴えながら、翌月までに理事長が処分を撤回するよう秋篠宮さまにもご協力を呼びかけ、
〈問題解決のために何卒お力添えをよろしくお願いします〉
そう結んでいる。裁判では、元赤坂の秋篠宮邸へ配達がなされた証明書も証拠として提出された。
調停は不成立に
が、その後、秋篠宮さまをはじめ各理事から直接的な反応は得られず、
「23年7月には、全所員に宛てた20年秋のメールに不適切な表現があったことを壬生理事長が所内の告知板に掲示し、訂正とおわびを行っています。それでもAさんは納得せず、直後に理事長と研究所を相手取って東京簡裁に調停を申し立てたのです」(前出関係者)
慰謝料など1100万円と共に謝罪広告を求めたものの、調停は10月に不成立。同月、理事長と研究所を京都地裁に提訴したというわけである。
悠仁さまのご進学や小室佳代さんのエッセイ本出版に加えて、秋篠宮さまにとってご心配の種となっているであろうことは想像に難くない。
1月23日発売の「週刊新潮」では、トラブルの詳しい経緯や、研究所での秋篠宮さまのお振る舞いについて詳報している。