“右翼雑誌”と呼ばれても「WiLL」「Hanada」が絶大な支持を集めた理由…元編集部員が明かす「他の月刊誌ではありえない」名物編集長の仕事術
昨年11月に刊行された『「“右翼”雑誌」の舞台裏』(星海社新書)が話題を集めている。内容の評価も高く、売れ行きも好調だ。年明け早々に重版、重々版も決まったが、著者で編集者・ライターの梶原麻衣子氏は「出版関係者の方々に興味を持ってもらったことが大きく、社会的に大きな反響を呼んだわけではありません」と謙遜する。だが2000年代以降の20年間がどれだけ激動の時代だったのかを改めて再認識させられる内容であり、まさに“時代の証言者”と言うべき一冊だ。(全2回の第1回)
...